売り物のようなアクセサリーが簡単に手作りできるレジンクラフト。作品が完成したはいいものの、着色したレジン液が余って困った経験がある人も多いのではないでしょうか?
今回は、余った着色レジンで作る、カワイイピアスの作り方を紹介します!作るのは「グラデーションピアス」「トゲトゲ花ピアス」「水玉雫ピアス」の3種類。とても簡単に作れるので、ハンドメイド初心者にもおすすめです。余った着色レジンを有効活用したい人は、ぜひ参考にしてくださいね。

この記事で紹介したピアスの作り方は、Youtubeでも紹介しています。くわしい作り方が知りたい人は、ぜひ↓の動画をチェックしてくださいね。
余った着色レジンを有効活用したカワイイピアス作りに必要な材料・道具

余った着色レジンを有効活用したカワイイピアス作りに必要な材料・道具は、以下のとおりです。
- 余った着色レジン
- レジン液
- コーティング用レジン
- フックピアスパーツ
- 平皿付スタッドピアスパーツ
- 9ピン
- ヤットコ
- クリアファイル
- やすり
- ハンドドリル
- 調色スティック
- ピンセット
- はさみ
- 油性ペン
- 防振粘着マット
- 型抜き
- UV-LEDライト
- エンボスヒーター
- アルコールスプレー
- キッチンペーパー
- ベビー用綿棒
余った着色レジン

余った着色レジンは、3色以上あるとグラデーションがカワイイ作品に仕上がります。今回は、5色使用しました。
レジン液・コーティング用レジン

レジン液は、作品をぷっくりさせたりピアスパーツを接着したりするのに使用します。作品をキレイに仕上げたい人は、ブラシ付きのコーティング用レジンも用意するのがおすすめです。
フックピアスパーツ・平皿付スタッドピアスパーツ・9ピン・ヤットコ

ピアスパーツは、フックタイプ・平皿付きスタッドタイプの2種類を使います。平皿の大きさは、直径4mm程度がおすすめです。ヤットコはピアスパーツの取り付けに使用します。
クリアファイル

クリアファイルは、カットして作品の土台に使用します。A4サイズが1枚あれば十分です。
やすり・ハンドドリル・調色スティック・ピンセット・はさみ・油性ペン・防振粘着マット

ハサミは、硬化したレジンをカットするのに使います。カットラインを引くために、油性ペンも用意してください。ハンドドリルは、9ピンを取り付けるためにレジンに穴をあけるのに使用します。防振粘着マットは、作品の固定に便利です。
型抜き

型抜きは、レジンのカットラインを引くのに使用します。今回使ったのは、直径12mmの円形と涙型の型抜きで、100均で購入した弁当用の商品です。フリーハンドでラインを引きたい人は、用意しなくてもOKです。
UV-LEDライト

UV-LEDライトは、レジン液を硬化するのに使います。用意したレジン液の種類に合うライトを用意しましょう。ペンタイプのライトは、パーツの仮固定などちょっとした作業に便利なので用意するのがおすすめです。
エンボスヒーター

エンボスヒーターは、レジン液に入った気泡を除去したりレジン液をサラサラにしたりするのに便利です。レジン作品をキレイに仕上げたい人は、ぜひ用意してください。
アルコールスプレー・キッチンペーパー・ベビー用綿棒

キッチンペーパーとアルコールスプレーは、道具についたりこぼしたりしたレジン液をサッと拭き取るのに重宝します。ベビー用の綿棒も、ちょっとしたレジン液の除去に便利です。
余った着色レジンを有効活用したカワイイピアス3種の作り方

ここでは、余った着色レジンを有効活用した3種類のカワイイピアスの作り方を写真付きでくわしく解説します。
①グラデーションピアスの作り方

余った着色レジンで作るカワイイピアスの1つ目、グラデーションピアスの作り方を紹介します。

カラフルなグラデーションがおしゃれなピアスです。

カットしたクリアファイルを敷き、余った着色レジンを間をあけるように流し、数本のラインを引きます。

間を埋めるように他の色も流します。今回は、5色の余った着色レジンを使いました。

グラデーションピアスのコツ:
良い感じのグラデーションにするなら、4色以上使うのがおすすめです。

調色スティックで、レジン液を馴染ませます。

こんな感じ。

裏表しっかり硬化します。

型抜きで型を取ります。

カットして

固めたレジンに型紙を置いて、油性ペンでなぞります。

こんな感じ。

ハサミでカットします。

グラデーションピアスのコツ:
油性ペンの黒い跡が残らないよう、線の内側をカットしましょう。

カットしました。

やすりで形を整えます。

カットしたレジンを防振粘着マットに固定し、レジン液をのせてぷっくりさせます。

スティックでレジン液を伸ばして

こんな感じ。

UV-LEDライトで硬化します。

「レジン液をのせる→スティックで伸ばす→硬化する」の工程を2~3回繰り返し、レジンをぷっくりさせましょう。

いい感じでぷっくりしました。

中心より少し上に、少量のレジン液をのせます。

ピアスパーツをやさしくのせて

ペンライトで仮硬化。

メインライトでもしっかり硬化しましょう。

レジン液をのせて、全体に伸ばします。

グラデーションピアスのコツ:
ピアスパーツの皿部分も、レジン液でしっかり覆いましょう。

こんな感じ。

UV-LEDライトで硬化します。

しっかり固まりました。

側面にコーティング用レジンを塗ります。

ペンライトで仮硬化して

メインライトで硬化。

これで、1つ目のグラデーションピアスは完成です。
②トゲトゲ花ピアスの作り方

余った着色レジンで作るカワイイピアスの2つ目、トゲトゲ花ピアスの作り方を紹介します。

ギザギザした見た目がキュートなピアスです。

4色の余った着色レジンをクリアファイルの上にのせます。

スティックで、レジン液を薄く伸ばします。

トゲトゲ花ピアスのコツ:
レジン液同士が混ざらないよう注意しましょう。

こんな感じ。

UV-LEDライトで硬化します。

硬化したレジンをハサミで細かくカットします。

トゲトゲ花ピアスのコツ:
レジンは飛び散りやすいので、マットなどを敷いて作業しましょう。

こんな感じ。

カットしたレジンに、少量のレジン液を加えて混ぜます。

トゲトゲ花ピアスのコツ:
レジン液の量は、カットしたレジンがまとまる程度の量でOK。レジン液を入れすぎると、立体感がでなくなるので注意しましょう。

エンボスヒーターで気泡を飛ばします。

こんな感じ。

混ぜたレジンを、クリアファイルの上に均等に丸くのせます。

ヘラなどで形を整えて

こんな感じ。

UV-LEDライトで硬化。

手やピンセットで、バリを取り除きます。

硬化したレジンを粘着マットに裏返して固定します。中心より少し上に少量のレジンをのせて、ピアスパーツをやさしく置きます。

ペンライトで仮硬化。

メインライトでも硬化。

グラデーションピアス同様、レジン液で裏面全体をコーティングします。

UV-LEDライトで硬化。

これで、トゲトゲ花ピアスは完成です。
③水玉雫ピアスの作り方

余った着色レジンで作るカワイイピアスの3つ目、水玉雫ピアスの作り方を紹介します。

滲んだ雰囲気の水玉模様が大人っぽいピアスです。

まずは、ベースとなる色の余った着色レジンを2カ所に丸く置きます。今回ベースにしたのは、ホワイトの着色レジンです。

スティックでレジンを薄く伸ばします。

1色の着色レジンで、水玉模様を付けます。

水玉雫ピアスのコツ:
大きさがバラバラのほうがオリジナリティがが出るので、超適当に模様を付けてOKです。

UV-LEDライトで硬化します。

2色目の着色レジンで水玉模様を付けます。

ペンライトで仮硬化します。同じように、他の色でも水玉模様を付けていきましょう。

こんな感じ。最後に使った水色の着色レジンがドバっと流れ出てしまったので、全体に広げました笑。

水玉雫ピアスのコツ:
どうせ、余りものです。自由な発想で作りましょう!

UV-LEDライトでしっかり硬化します。

固まりました。

固めたレジンを二つ合わせてハサミで回りをカットし、雫型に整えます。

やすりでも形を整えて

こんな感じ。

粘着マットに固定し、レジン液でぷっくりさせます。

スティックでレジン液を伸ばして

UV-LEDライトで硬化。

さらにやすりで形を整えます。

同じ手順を2~3回繰り返し、ぷっくりさせましょう。

いい感じにぷっくりしました。

ひっくり返して裏側もぷっくりさせます。

最後にやすりで整えて

ぷっくりいい感じの雫型になりました。

レジンの上部にハンドドリルで穴をあけます。

9ピンを通して

カン側を1cm程度残して折り曲げます。

9ピンを巻き付けます。

水玉雫ピアスのコツ:
根元にしっかり押し込みながら、しっかりと巻き付けましょう。

9ピンをクリップなどで挟み、側面をコーティングします。

ペンライトで仮硬化して

メインライトでしっかり硬化。

ヤットコでカンを開き、ピアスパーツをレジン本体に取り付けたら

水玉雫ピアスの完成です。
まとめ:余った着色レジンを有効活用して、オリジナリティあふれるアクセサリーを作ろう!

今回は、余った着色レジンを有効活用した「グラデーションピアス」「トゲトゲ花ピアス」「水玉雫ピアス」の3種類のカワイイピアスの作り方を紹介しました。今回紹介した作品はあくまで一例で、余った着色レジンの使い方に決まりはありません。どうせ余りものです。この記事を参考に、自由な発想でオリジナリティあふれるレジンアクセサリー作りに挑戦してみてくださいね。

この記事で紹介したピアスの作り方は、Youtubeでも紹介しています。くわしい作り方が知りたい人は、ぜひ↓の動画をチェックしてくださいね。