どうも、手作り大好きムラサキコです。
みなさんは、ピアスをどんな風にディスプレイしていますか?
ピアス作品をよく手作りするムラサキコですが、ブログでピアス作品を紹介するための写真を撮るときに、いつもピアスのディスプレイ方法を悩んでしまいます。
「自分の耳にピアスをつけて写真を撮ればいいじゃない」と考える人もいるかもしれませんが、自分の耳のビジュアルに自信がなかったり、自撮りではうまくピアスの写真を撮れないという人も多いでしょう。
市販のピアスディスプレイ用の耳だけのマネキンもあるにはあるのですが、あまり気に入ったデザインが見つからず途方に暮れていたムラサキコでした……
……が、ムラサキコはこう考えたのです。
「気に入った耳マネキンがないなら、自分でピアスディスプレイ用の耳マネキンを作っちゃえ!!」
というわけで、100均などで手軽に手に入れられる「石粉粘土」でピアスディスプレイ用の耳マネキンを作ってみました♪
今回の記事では、石粉粘土とUVレジンで作る耳マネキンの作り方をくわしく紹介します♪
ムラサキコが作ってみたピアスディスプレイ用耳マネキン↓
耳だけのマネキンの裏に磁石をつけて、金属の壁にディスプレイしています。
「シンプルな耳だけのマネキンが欲しい」
「できるだけリアルな耳マネキンにピアスをディスプレイして写真を撮りたい」
「気に入ったピアスディスプレイ用耳マネキンが見つからない」
「ピアス作品を作ったけれどディスプレイの仕方がわからない」
そんな人は、ピアスディスプレイ用の耳マネキンを手作りしちゃいましょう!
耳マネキンは石粉粘土などの100均材料で簡単に作れるので、ピアスのディスプレイに悩んでいる人はぜひ参考にしてくださいね♪
ピアスディスプレイ用耳マネキン作りに必要な材料・道具
- 石粉粘土
- UVレジン液
- 磁石
- UVライト
- 粘土板
- ヘラ
- 割りばし
- 筆
- 紙コップ
- 紙やすり
石粉粘土
石粉粘土は100均で購入できます。
写真はダイソーの商品です。
UVレジン液
UVレジン液は、仕上げに耳マネキンをコーティングするために使用します。
100均でも購入可能です。
磁石
マグネットは、ピアスディスプレイ時に耳マネキンを金属に固定するのに使用します。
UVライト
UVライトは、UVレジン液を硬化させるために使います。
100均でもUVライトは購入可能ですが、硬化不良を起こしにくい36W以上のUVライトがおすすめです。
粘土板
粘土板は、石粉粘土をこねる台として使用します。
写真はダイソーの粘土板です。
100均などで購入できます。
ヘラ
ヘラは、耳マネキンの形を整えるのに使います。
写真は、ダイソーのヘラセットです。
100均などで購入できます。
割りばし
初めからはしが離れている丸いタイプの割りばしを用意しましょう。
石粉粘土をくぼませたり、耳マネキンの形を整えるのに使用します。
筆
筆は、耳マネキンをUVレジン液でコーティングするときに使用します。
写真はキャン・ドゥの商品です。
100均で購入できる筆でかまいません。
紙コップ
紙コップは、石粉粘土をこねるときに使う水やUVレジン液を入れるのに使います。
液体を入れられればなんでもOKです。
2つ用意しましょう。
ハンドドリル
ハンドドリルは、耳マネキンにピアスディスプレイ用の穴をあけるために使用します。
写真はキャン・ドゥのハンドドリルです。
下穴用の細いドリル(1mm程度)と本穴用の太めのドリル(1.5mm程度)の2種類あると、キレイに仕上がります。
紙やすり
紙やすりは、乾いた石粉粘土の形を整えるのに使用します。
紙やすりは、100均などで購入可能です。
なるべく目が細かいものを用意しましょう。
ピアス用耳マネキンの作り方
まずは、耳の写真を撮ってデザインを描きます。
耳の大きさを測って、同じくらいの大きさで描きましょう。
石粉粘土で形を作りやすいように、デフォルメして描くのがポイントです。
ムラサキコの耳は、大体7cm×3.5cmくらいでした。
実際の人間の耳の大きさに近い耳マネキンを作れば、ディスプレイしたときにピアスが映えますよ。
まずは石粉粘土を必要量取り出します。
残った石粉粘土は、すぐにラップでぐるぐる巻きにしてジップロックで保存しましょう。
石粉粘土は乾燥しやすいので、管理に注意!
石粉粘土をこねてやわらかくします。
ときどき石粉粘土に水を足しながら、しっかりこねましょう。
石粉粘土を、耳マネキンのデザインと同じ輪郭に整えていきます。
ちょっと石粉粘土の量が多かったので、ちぎって減らします。
あまり分厚く作りすぎると(特に耳たぶの部分)、ピアスをディスプレイしづらくなるので注意しましょう。
今回作り方を紹介している耳マネキンは、一番厚い部分で1cm、一番薄い部分(耳たぶ部分)で4mmくらいの厚さです。
耳マネキンの厚さを薄くしすぎると割れやすくなってしまいます。
厚すぎず薄すぎずを心がけましょう。
整えて……
こんな感じ。
少し大きめの耳マネキンになってしまいましたが、これくらいはいいでしょう笑。
割りばしの太い方で、耳上部のくぼみを作っていきます。
ぐっと割りばしを押し当てながら、デザインどおりに石粉粘土をくぼませましょう。
こんな感じ。
デザインどおりに石粉粘土をくぼませていきます。
鋭利なタイプのヘラで、耳マネキン左下に切れ目を入れていきます。
切れ目を入れたら、余計な石粉粘土は取り除きましょう。
耳マネキン上部の切れ込んだ部分も同様に、ヘラで切れ目を入れて石粉粘土を取り除きます。
こんな感じ。
耳マネキンの下の部分も、割りばしでくぼませていきます。
割りばしの細いほうでくぼませる部分のガイドを作ったあとに、太いほうの割りばしや指で深さを出していきましょう。
必要に応じて石粉粘土を取り除くと、うまく耳マネキンの深さを出せますよ。
割りばしでぐりぐりと石粉粘土をくぼませていきます。
石粉粘土をくぼませると、耳マネキンの広がって大きくなりがちです。
ときどき耳マネキンの輪郭を整えるのを忘れないようにしましょう。
指に水をつけて、割りばしでくぼませた部分をなめらかにします。
耳マネキンのデザインどおりになるまで、「割りばしでくぼませる」「指に水をつけて整える」を繰り返します。
耳マネキン下部の深い部分は、割りばしに水をつけて石粉粘土をえぐりだすのがおすすめです。
こんな感じ。
かなり耳マネキンの形が出来上がってきました。
ヘラで石粉粘土を削って、耳の形をさらにはっきりとさせていきます。
耳の構造がくっきりしました。
ヘラで削った部分を、水を付けた割りばしでなめらかにしていきます。
指に水をつけて、なでるように石粉粘土をなめらかにしていきます。
耳マネキンの輪郭も整えて……
こんな感じ。
耳マネキンの裏側も、水をつけた指でなでるようになめらかにしましょう。
ヒビがあると石粉粘土が割れやすくなってしまうので、できるだけ水でなめらかにするのがポイントです。
おお!
いい感じに「耳」です。
もうちょっと耳の構造をはっきりさせたかったので、鋭利なヘラで石粉粘土を内側にえぐるように形を整えます。
耳マネキンを整えます。
耳マネキンを整えます。
最後に水を付けた指で石粉粘土をならして……
石粉粘土をならして……
耳マネキンの輪郭を整えて……
納得いくまで整えて……
整えて……
整えて……
最後の仕上げは、自己満足です笑。
キリがないので、程よく切り上げましょう笑。
これくらいで耳マネキンの成形完成とします!
デザインよりも一回り大きな耳マネキンになってしまいました……。
でも、ムラサキコ的には許容範囲!
あとで紙やすりで削って形を整えることは可能です。
成形が完了したら、粘土板の上で3日間程度乾かしましょう。
部屋の湿度によって石粉粘土が乾く日数は変わります。
石粉粘土が完全に乾くまで乾かしましょう。
石粉粘土が完全に乾いたら、紙やすりで耳マネキンを整えていきます。
紙やすりを折って使えば、耳マネキンの深い部分も削りやすいです。
綺麗になりました。
耳マネキンを、シリコンシートの上にのせます。
UVレジン液を紙コップに出し、筆でUVレジンを耳マネキンに塗っていきます。
泡立たないように気を付けながらUVレジンを耳マネキンに塗っていきましょう。
耳マネキンの表面をUVレジンで塗り終えました。
約3分、UVライトで硬化させます。
耳マネキン表面のUVレジン硬化完了。
耳マネキンを裏返して、裏側にもUVレジンを塗ります。
UVレジンを塗り終わりました。
3分間UVライトでUVレジンを硬化させます。
耳マネキンに、ピアスディスプレイ用の穴をハンドドリルであけていきます。
まずは細いほう(Sサイズ1mm)のハンドドリルで下穴をあけます。
下穴が空いたら、Lサイズ(1.5mm)のハンドドリルでピアスディスプレイ用の穴を広げます。
いきなりLサイズ(1.5mm)のハンドドリルで穴をあけてもいいですが、Sサイズ(1mm)のハンドドリルで下穴をあけたほうが石粉粘土が割れにくく、キレイに仕上がりますよ。
穴をあけるとこんな感じ。
最後仕上げにディスプレイ用の磁石をつけていきます。
耳マネキンの中央より上部分に、少量のUVレジン液をのせましょう。
磁石を下部に取り付けると、ぶら下がるタイプのピアスが磁力の影響を受けてしまう可能性があります。
できるだけ耳ピアスの中央より上部分に磁石を取り付けましょう。
UVレジン液の上に磁石をのせます。
UVライトで4分間硬化させます。
硬化完了。
そして……
ピアス作品のディスプレイに便利な耳だけのマネキン、「耳マネキン」の完成です♪
耳マネキンにピアスをディスプレイするとこんな感じ♪
磁石がつく場所ならどこでもディスプレイ可能です。
耳マネキンにつけると、ピアスの着用感がわかりやすくなりますね♪
側面から耳マネキンとピアスを見るとこんな感じ。
ピアスをディスプレイした耳マネキンの裏側。
石粉粘土で簡単手作り♪自分だけの耳マネキンを作ってみよう!
今回は、石粉粘土とUVレジンを使った耳マネキンの作り方を紹介しました。
100均などで材料さえそろえてしまえば、ピアスディスプレイ用の耳マネキンは簡単に作れます♪
石粉粘土は、童心にかえったように粘土いじりを楽しみながら作品を作れるのが魅力です。
「耳だけのマネキンが欲しい」「気に入ったピアスディスプレイ用の耳マネキンが見つからない」という人は、この記事を参考にぜひ耳マネキンを作ってみてくださいね♪
見た目よりも簡単・感覚的に耳ピアスは作れます。
みなさんもオリジナルの耳マネキンをつくって手作りピアスを飾ってみましょう!
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