2023年2月22日に満を持して発売された「PlayStation VR2（以下PSVR2）」。
「VRゲーム機が欲しい！」「VRゲーム機を使ってみたい！」とずっと思っていたVR初心者（というか未経験者）のムラサキコですが、念願叶って発売日にPSVR2を購入しました♪
「VRゲーム機が欲しいけれどPSVR2っておすすめなの？」
「VRゲーム機を一度も使ったことがないVR初心者だけど、PSVR2って使いやすい？」
「PSVR2が気になっているけれど、初期設定や配線がむずかしそうで購入に二の足を踏んでいる」
そんな悩みを持つVR初心者のために、同じくVR初心者であるムラサキコが実際にPSVR2を使ってみた感想をお伝えします。
ゲームプレイに関する感想はもちろん、初期設定や配線・組み立てなどに関する感想もお伝えするので、PSVR2の購入を検討しているVR初心者はぜひ参考にしてください♪
VR初心者がPSVR2を箱から取り出した感想
VSVR2の外箱のデザインはこんな感じ。
おお～カッコいい！
近所のイオンで税込74,980円で購入。
予約はしませんでしたが、在庫も複数あり発売日当日に余裕で購入できました♪
PSVR2の外箱の中に、さらにしっかりとした白い箱が入っています。
開くとこんな感じ。
PSVR2本体の上に四角い箱がのっています。
四角い箱の中身は説明書とUSBコード、ステレオヘッドホンでした。
「え？配線とかの部品これだけ？」
というのが、VR初心者ムラサキコのPSVR2初見の感想です。
こんな感じでPSVR2のヘッドセットとコントローラーが入っています。
PSVR2のヘッドセット。
手で持つと、想像していたよりも少し重みがある気がしました。
PSVR2のコントローラー。
こちらは、想像していたよりもずっと軽くて驚きました。
中に入っていた白い箱は、そのままPSVR2の収納箱として使用できるそうです。
スッキリパズルのようにおさまって便利♪
箱が白くてシンプルなデザインなので、部屋の雰囲気を壊しません。
VR初心者がPSVR2を初期設定まで終えてみた感想
他のVR機器を使ったことがない（ヘッドセットすら装着したことがない）超初心者のムラサキコですが、「VRってこんなに簡単に使えるんだ～」というのがPSVR2を使ってみた一番の感想です。
ちょっと拍子抜けするくらい簡単でした。
何かもっと機器を設置したり接続設定をしたりいろいろ面倒なんだろうなと考えていましたが、PS5につないでガイダンスにしたがっていたらあっという間に初期設定が終わっていたという感じです。
配線・初期設定など、それぞれの項目についてPSVR2を使ってみた感想を紹介します。
PSVR2の組み立て・配線
PSVR2はステレオヘッドホンをヘッドセットに装着するくらいで、とくに組み立て作業は必要ありませんでした。
配線もヘッドセットから伸びているUSBケーブルをPS5に差せばいいだけなので、非常に簡単です。
ヘッドセット以外に余計な機器が必要ないのは、VR初心者にとってうれしいポイントですね。
ステレオヘッドホンとUSBケーブル。
ステレオヘッドホンには、Mサイズのイヤーピースが装着されています。
耳の大きさに応じて、Sサイズ・Lサイズのイヤーピースに変更可能です。
ステレオヘッドホンをヘッドセットに取り付けます。
1カ所目。
２カ所目。
はめ込むだけでステレオヘッドホンの取り付けは完了。
付属のステレオヘッドホン以外の使用も可能です。
あとはヘッドセットのUSBケーブルを本体に差し込むだけで配線完了。
なんて簡単なんでしょう笑。
PS5というゲーム機本体があるからこそ実現できる手軽さですね。
まあ、PS5の本体分費用はかかりますが……
PS5のゲームソフトも遊ぶ予定だったので、費用面はムラサキコ的に問題ではありませんでした。
ステレオヘッドホンを使わないときは、イヤーピースホルダーにヘッドホンを収納できます。
ただ、使ってみた感じ、イヤーピースが外れやすいのが少し気になりました。
PSVR2ヘッドセットの装着
PSVR2初期設定のはじめにテレビ画面（モニター画面）でPSVR2のヘッドセット装着方法をイラスト（動画）で説明してくれるので、PSVR2のヘッドセットはVR初心者でも簡単に装着できます。
VRのヘッドセットを初めて装着するムラサキコでも、そんなに手間取らず装着できました。
プレイステーション公式You Tubeでは、PSVR2のヘッドセット装着方法をくわしく説明しているので事前に確認しておくのもおすすめです。
いくつか装着に必要なボタンがありますが、画面に表示される説明もYou Tubeでの説明もとにかくわかりやすいので安心しましょう。
PSVR2のヘッドセット。
シンプルでスタイリッシュなデザインです♪
560g（ケーブルを含まない）ありますが、装着したらそこまで重さは感じません（VR初心者ムラサキコ個人の意見です）。
後ろから見たPSVR2のヘッドセット。
右手側のヘッドセット上部にあるのがスコープ調整ボタン。
スコープをスライドさせて広げたり縮めたりするボタンで。。
左手側のヘッドセット上部にあるのがレンズ調整ダイヤル。
目の幅とレンズの幅を合わせるダイヤルです。
後ろのヘッドバンド部分中央にあるのが、ヘッドバンドリリースボタン。
頭にヘッドセットを装着するときに、ヘッドバンドを伸ばすために使用するボタンです。
スコープの下側には、電源ボタンとファンクションボタン（シースルービューの切り替えなどに使用）、マイクがついています。
ヘッドセットを装着したあと手探りでボタンを探すのがむずかしく、ボタンの位置を把握するのに少し時間がかかりました。
でも慣れれば全然大丈夫です。
PS5の電源を入れてUSBケーブルでPSVR2を接続し、初期設定をはじめるとこんな感じでテレビ画面（モニター画面）に指示が出ます。
スコープを引き出して……
ヘッドバンドをゆるめて……
ヘッドセットをかぶって……
スコープを顔にフィットさせて……
ステレオヘッドホンを装着する……
というPSVR2装着手順を、イラスト（動画）で１つ１つ丁寧に説明してくれます。
これだけ丁寧に説明してくれるので、VR初心者でも迷いようがありません笑。
PSVR2のコントローラー
VR初心者のムラサキコは、PSVR2のコントローラーの持ち方に若干手間取りました。
はじめはコントローラーを正しく持てるまで何度か持ち替える感じでしたが、慣れればまったく問題ありません。
手にコントローラーが素晴らしくフィットするので、ボタン操作も感覚的におこなえます。
ただ、ムラサキコが苦戦したのは、「決定ボタン＝×ボタン」という設定です。
PS4までは〇ボタン=決定ボタンでしたが、PS5以降は×ボタンが決定ボタンになっています（海外では一般的）。
PS5をすでにプレイしている人は×ボタン決定に慣れていると思いますが、PSVR2およびPS5初心者のムラサキコは、「決定ボタン＝×ボタン」の操作に慣れるまでに少し時間がかかってしまいました。
決定を選ぶ場面で〇ボタンを押してしまい、何度も前の画面に戻って時間をムダにしたムラサキコ……
PS5＆PSVR2初心者は、「×ボタンが決定！」としっかり頭に入れてから初期設定をはじめたほうがスムーズだと思います。
慣れない人は、「×ボタン＝決定！」と脳に刻みましょう笑。
PSVR2 Senseコントローラー。
洗練されたデザインです。
右のコントローラーには〇・×ボタン、左のコントローラーには△・□ボタンがあります。
決定ボタンとして使うのは、右手下の×ボタンです。
後ろから見るとこんな感じ。
ストラップに手を通して、手首をひねるだけで簡単にストラップがしまります。
PSVR2 Senseコントローラーを握るとこんな感じ。
おおっ！！
絶妙なフィット感！！
必要な指が、必要なボタンに触れている感じがあります。
PSVR2の初期設定
結論からいうと、PSVRの初期設定はとっても簡単でした！
基本的に画面の指示にしたがって初期設定をすすめるだけなので、文字が読めれば誰でも簡単に設定できると思います。
実際、VR初心者のムラサキコも、途中で迷うことなく最後まで初期設定を終えられました。
画面に表示されるPSVR2初期設定の指示も、イラスト（動画）を使って丁寧に説明しているのでとてもわかりやすかったと思います。
PS5本体にPSVR2のヘッドセットのUSBケーブルをつなぐと、こんな感じで初期設定がはじまります。
PSVR2のヘッドセットを準備して、ステレオヘッドホンを装着。
画面の指示にしたがって初期設定の準備をすすめます。
コントローラーのペアリングも画面の指示に従うだけなので簡単です。
USBケーブルでコントローラーをつないで……
PSボタンを押したらコントローラーの準備完了です。
PSVR2を使用するうえでの注意事項も表示されるので、きちんと読みましょう。
部屋を片付けて……
明るさを調整して……
あとはヘッドセットをかぶって、ヘッドセットに表示される指示にしたがってPSVR2の初期設定を完了させます。
アイトラッキングやプレイエリアのスキャンなどさまざまな設定が必要ですが、VR画面の指示に従うだけで初期設定はさくさく終わります。
VR初心者のムラサキコでも楽勝でした。
VR初心者がPSVR2をゲームプレイしてみた感想
VRゲーム機を使ったことがないVR初心者ムラサキコが、PSVR2を初めてゲームプレイした感想は……
「VRってすごい！！」の一言に尽きます。
「ほぼ現実じゃん！！」と思うほどの体験を一般家庭でできるなんて（感動）。
すごい時代が来たものです。
ステレオヘッドホンの音の臨場感もすごい！！
初めてPSVR2でゲームプレイしてみたのは、体験版の「バイオハザードヴィレッジ」と「Horizon Call of the Mountain」ですが、どちらもVR初心者のムラサキコには衝撃的でした。
VRってすごいっ（反復笑）！！
ゲーム中にファンクションボタンを押してシースルービューを使用すれば周囲の状況を確認できるので、ゲームを中断したいときや家族に呼ばれたときなど、ゲームプレイ中に困ったときも安全でした。
しかし、VR初心者であるムラサキコが実際にPSVR2を使ってみて、以下のような点が気になったので紹介しておきます。
移動すると酔いやすい
バイオハザードヴィレッジもHorizon Call of the Mountainをプレイしたときもそうでしたが、自分の意思で移動する場面で酔いやすい傾向がありました。
頭で考えている速度よりも、ゲームの中での移動速度のほうが早いのが一因かもしれません。
その場に立ち止まってシューティングをする場面などは、全く酔わず問題ないのですが……
コントローラー操作の加減で少しずつ移動速度を調整できるようになってきたので、PSVR2の移動時の酔いに関しては慣れなのかな～と思っています。
乗り物やテーマパークのアトラクションなどで酔う人は、PSVR2でも酔いやすいかもしれないのでおぼえておきましょう。
音量の調整が面倒
PSVR2を使ってみて、音量の調整が面倒なのも気になりました。
PSVR2のステレオヘッドホンにはテレビのリモコンの±のような音量調整ボタンがなく、音量調整はコントローラーのPSボタンを押してメニューアイコンを開いてから、スピーカーアイコンをクリックして音量を調整しなければならないので手間がかかります。
ゲームプレイ中に、会話の音量やBGMの音量を調節したくなることは少なくないですよね？
「コントローラーに音量調節ボタンがついていればもっと簡単なのになぁ」と思うムラサキコでした。
結露が起きて視野が悪くなった
慣れないPSVR2のヘッドセットの装着で汗をかいたムラサキコ。
ヘッドセットを装着できたあとレンズが曇ってしまい、視野がぼやけるという事態に陥ってしまいました……。
とくに今は冬（しかもムラサキコは北海道在住）ということで、温度変化や湿度変化による結露は起きやすい状況といえるかもしれません。
ムラサキコが汗っかきというのも原因かと思います笑。
お風呂上りや汗っかきの人は、PSVR2のレンズが曇りやすいかもしれませんね。
上記はあくまでVR初心者であるムラサキコの意見ですが、PSVR2購入を検討している人は参考にしていただければ幸いです。
PSVR2はVR初心者でも使いやすい！
VRを初めて使用したVR初心者ムラサキコの感想を申し上げると……
「PSVR2はVR初心者でもとても使いやすい！」といえるでしょう。
あくまでムラサキコの個人的な意見ですが、PS5につなぐだけで簡単にPSVR2を初期設定できるというのがVR初心者にとって大きなメリットになっていると思います。
ただし、ゲーム機本体を必要としないVRゲーム機とくらべると、ゲーム機本体＋VR機器が必要になるので値段が高くなってしまうのはPSVR2の欠点といえるかもしれませんね。
しかし、VR初心者にとって配線・組み立てや初期設定が簡単がどうかは、VRゲーム機を購入するうえで重要なポイント。
VR初心者でも簡単に使えるPSVR2を、みなさんもぜひ使ってみてください♪
体験版を気軽に利用できるのもPSVR2のメリット。
まずは体験してみて、気に入ったPSVR2のソフトをダウンロード・購入してプレイしてみましょう！
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