石粉粘土を使った可愛いピアスの作り方【100均材料で簡単手作り】

石粉粘土は、100均やネットショップ、手芸店などで手に入ります。

写真はダイソーの石粉粘土です。

石粉粘土1袋あれば、かなりの数のピアスが作れますよ。

石粉粘土に色付けするためのアクリル絵の具を用意します。

今回は、ベースを緑色、アクセントカラーを紫色と黄色にしました。

ベース色＋2色のアクリル絵の具を用意しましょう。

アクリル絵の具は100均の商品でもかまいません。

アクセントカラーに迷った人は、補色を選ぶとビビットでおしゃれな感じに仕上がりますよ。

水性ニスは、石粉粘土ピアスの仕上げに使います。

使うのは、「水溶性ニス」ではなく「水性ニス」です。

間違いやすいので注意しましょう。

水性ニスには防水効果がありますが、水溶性ニスには防水効果がありません。

手芸ボンドは、ピアスパーツを接着するために使います。

写真は、キャン・ドゥで購入した手芸ボンドです。

どの100均でも簡単に手に入りますよ。

乾いたときに透明になるボンドを選びましょう。

ピアスパーツも、100均やネットショップで購入できます。

写真はセリアのピアスパーツです。

金属アレルギーがある人は、ピアスパーツの素材に注意しましょう。

抜型も100均で購入できます。

写真の抜き型は、むかーしむかしにどこかの100均で購入したお弁当用の商品です。

今回は丸い抜型をチョイスしましたが、どんな形でもOKです。

好きな形の抜き型を用意しましょう。

粘土板は、石粉粘土をのばすときに使います。

写真はダイソーの粘土板です。

粘土板は100均などで簡単に手に入りますが、平らな板であれば粘土板でなくてもかまいません。

基本的にクッキングシートを敷いて作業するので、下敷きなどでもOKです。

のし棒は、石粉粘土をのばすために使用します。

今回の手作りピアスは円形なのでヘラは必要ありませんが、四角など直線型のピアスを作りたい人はヘラがあると便利です。

写真はダイソーの商品。

100円でのし棒やヘラがセットになっているのでおトクです。

石粉粘土ピアスの仕上げにニスを塗るのに使います。

今回使用したのは3mmの厚さのMDF材です。

木の板や割りばしなどでもかまいませんが、木は反りが出やすくあまり薄い板はありません。

MDF材は薄くてゆがみが小さいので、ムラサキコ的におすすめです。

今回は、あまった石粉粘土で厚みのあるピアスも作りました。

そのときに使用したのは、写真の割れてるタイプの割りばしです。

クッキングシートは、石粉粘土をこねたり伸ばしたりするときに粘土板の上に敷いて使います。

写真はセリアの商品です。

クッキングシートも、100均で手軽に購入できますよ。

やすりは石粉粘土ピアスの仕上げとして、形を整えるのに使います。

写真はセリアの商品です。

スティックやすりは使いやすくて便利。

いろいろな100均で購入できます。

紙コップは、水を汲んでおくためのものです。

石粉粘土は乾燥しやすいので、ときどき水を足してこねる必要があります。

少量の水を用意できれば、皿でもなんでもかまいません。

水性ニスを入れるのにも使うので、2つ用意しましょう。

まずは水玉風の石粉粘土ピアスから作っていきます。

クッキングシートを敷き、必要な量の石粉粘土をちぎります。

ピアスであれば、少量の石粉粘土でたくさんの作品を作れるので、あまり多くの量は必要ありません。

マーブル風の石粉粘土ピアスは、水玉風の石粉粘土ピアスの副産物的にできるものです。

残った石粉粘土は乾燥しやすいので、すぐにラップにくるんでジップロックで保管しましょう。

石粉粘土がやわらかくなるよう、手ででこねます。

適宜水を足しながらこねて、石粉粘土が乾燥しないようにしましょう。

石粉粘土を3つに分けます。

ベースになる色の分を多めに取り分けましょう。

ベースになる緑色から、石粉粘土に色付けしていきます。

石粉粘土の中央にくぼみを作り、緑のアクリル絵の具を絞り出しましょう。

アクリル絵の具を包み込むように、石粉粘土をこねていきます。

手が緑色に……

何度か絵具や水をつぎ足しながら、石粉粘土に均等に色がつくまでこねましょう。

肌が弱い人は、手袋の使用をおすすめします。

こね終わりました。

他の色の石粉粘土を作っている間に乾燥してしまうので、ラップでくるんでおきます。

次は紫色の石粉粘土を作ります。

手袋をはきましたが、とても作業しづらい……

3色の石粉粘土が完成しました。

乾燥しやすいので、石粉粘土は作業中もかならずラップでくるんでおきましょう。

粘土板の上に、クッキングシートを敷きます。

ベースとなる緑色の石粉粘土を置き、手のひらで少しつぶして平らにます。

あとでのし棒でのばすので、この段階では石粉粘土をつぶしすぎないようにしましょう。

紫色の石粉粘土で小さい球を作っていきます。

のし棒で伸ばしたときに面積が大きくなるので、できるだけ小さい球を作りましょう。

指で軽くつぶしながらベースとなる緑色の石粉粘土にくっつけていきます。

柄となる色の球は少し不揃いなくらいのほうが、個性的で可愛いピアスに仕上がりますよ（あくまでムラサキコの意見です笑）。

黄色の石粉粘土も、ベースの石粉粘土にくっつけます。

石粉粘土の左右に、MDF材の板を置きます。

石粉粘土の上にクッキングシートをかぶせて、のし棒でのばしていきます。

棒の端がMDF材から落ちないよう、注意しましょう。

左右にMDF材を置いているのは、石粉粘土を均等な厚さにのばすためです。

模様が縦長になってしまうので、軽く石粉粘土を伸ばしたら板を上下に移動させて、違う向きで伸ばしましょう。

石粉粘土をのばし終わりました。

円形が崩れてしまった部分もありますが、かすれた感じの模様もおしゃれです。

のばした石粉粘土を、円形の抜き型で抜いていきます。

抜き型で抜くとこんな感じ。

粘土がささくれ立っています。

石粉粘土を抜き型から押し出し、ささくれ立った部分を指でなじませます。

柄的にいい感じになりそうな部分を、抜き型で抜いていきましょう。

抜き終わったあと。

残った石粉粘土はもったいないので、マーブル風の石粉粘土ピアスに再利用します。

抜き残った石粉粘土を軽く丸めます。

あまっていた黄色と紫色の石粉粘土をくっつけます。

色味が残るように石粉粘土を軽くこねます。

こねすぎるとマーブル感が出ないので、こねすぎには注意しましょう。

のばし終わった石粉粘土。

いい感じのマーブル柄になっています。

良い感じのマーブル柄になりそうな部分を、抜型で抜いていきます。

こんな感じ。

厚みのあるピアスも可愛いので、残った石粉粘土でもう1種類作ってみました。

厚みを出すために、MDF材ではなく割りばしを使ってのばします。

せっかくなので、四角い石粉粘土ピアスも作ってみようと思います。

今回は、型ではなくヘラで四角く切り抜きました。

こんな感じで、石粉粘土にヘラをぐっと入れて四角くカットします。

まだ石粉粘土があまっていたので、紫色ベースのピアスも作ります。

石粉粘土を多くちぎりすぎました……

小物の作品を作る場合、石粉粘土の量が多いと終わりが見えなくらいたくさんの作品を作れちゃいます（良くも悪くも笑）。

石粉粘土は、気持ち少なめぐらいで用意しましょう。

……といろいろ作った結果、厚みも形も色もさまざまな石粉粘土が出来上がりました。

粘土板の上に並べて、丸2日ほど乾かします。

石粉粘土は、湿気の少ない場所で十分に乾かしましょう。

やすりを使って形を整えます。

石粉粘土のささくれ立った部分や凸凹な部分を滑らかにしましょう。

やすりがけが終わりました。

石粉粘土が乾いたら、少し色が薄くなりました。

石粉粘土の色が薄くなるのがイヤだという人は、色付けの段階で絵具を多めに練り込むのがおすすめです。

水性ニスを石粉粘土に塗っていきます。

まずは、石粉粘土の表と側面に水性ニスを塗ります。

キレイに仕上げるために、石粉粘土の表と側面は水性ニスを二度塗りします。

2～3時間乾かします。

表と側面の水性ニスが乾いたら、裏返して石粉粘土の裏にも水性ニスを塗ります。

再び2～3時間乾かします。

裏が乾いたら、再度ひっくり返して石粉粘土の表と側面に二度目の水性ニスを塗ります。

2～3時間乾かします。

水性ニスが乾いたら、ピアスパーツを取り付けていきます。

石粉粘土の裏側に、少量の手芸用ボンドをのせましょう。

今回の作品は直径1.5cmと少し大きめの円なので、中心よりも少し上めにボンドをのせます。

ピアスパーツを石粉粘土に接着するとき、キャッチは邪魔になるので外しておきます。

軽く押しつけながら、ピアスパーツをボンドの上にのせます。

一晩ボンドを乾かします。

ボンドが乾いて透明になりました。

キャッチを付けたら、完成です♪

横から。

裏側。

マーブル柄の石粉粘土ピアスも、キレイに完成しました。

紫ベースの石粉粘土ピアスは、少し可愛らしい感じに仕上がりました。

四角いマーブル柄の石粉粘土ピアスは、少し大人っぽい感じです。

売り物みたいに厚紙にピアスを取り付けてみました♪